ありふれた日々 それだけで奇跡

リス顔とウマ顔が好きです

※この物語はフィクションです※

 

 

※この物語はフィクションです※

 

 

ここは喜多川学園高校。

エリートしか入れない超進学校である。

 

そんな学校に学園長の引き抜きで入ってきたかわいい男の子がいた。名前を祐也くんという。

 

祐也くんはその類まれなる才能で特進クラスに学費免除で入ることになった。

そして特進クラスの生徒である以上、日本で1番偏差値の高い帝都大学を目指す様に指導された。祐也くんは社会学部を目指すことにした。

 

クラスメイトは最初9人であった。しかし、入学して直ぐに1人が中退、しばらく経った後に校則違反が見つかって2人退学になってしまった。

 

そこから6人の特進クラスで帝都大学合格を目指した。

クラスで一番優秀な智久くん、関西出身の子が多く通う学校とWスクールをしていた亮くん、みんなと仲が良くお兄ちゃんのような存在だった慶一郎くん、今までの境遇が似ているのに性格は正反対な成亮くん、そして、何回席替えをしても絶対に祐也くんの隣になる貴久くん、と祐也くんの6人であった。

 

3人も学校を去る事態は喜多川学園高校史上類を見ない事で、学園長はもちろん、全職員が手を焼いた。先生達に目障りに思われてる事を生徒達も薄々感じていたのでこの6人、とても仲が良かったとは言いきれないだろう。

しかし、色んなイベントをクラスで乗り越えていく中で仲良くなっていったのもまた事実である。

 

最初は背も小さくて、クラスの端にいた祐也くんだが、本来は負けん気が強くて元気な男の子であり、この頃からその片鱗が少しづつ見え隠れするようになった。

特に校則はないから決められていた訳では無いけれど今まで染めた人の中で一番明るい金髪にしてきたり、文化祭で1人でコメディを演じてみたり、普通科の女の子達と沢山絡んで自分のFCを作ってみたり…

 

一方できちんと努力する子でもあった。最初はクラスで最下位かその次位の成績も必死に勉強してトップの山下くんに劣らないくらいまで引き上げたし、所属するサッカー部の練習も1日も欠かさずにしてエースストライカーとして試合で活躍した。

 

周りのクラスメイトからも先生達からもお前は可愛いなぁ!と愛されるような、そんな男の子であったのだ。

 

そうやって、先生達の信頼や普通科の子達からの尊敬を完全に取り戻したと思われた特進クラスだったが、

急にトップの成績の山下くんとWスクールだった亮くんが喜多川学園高校を辞めることになってしまった。

山下くんは新しい夢の為に系列の海外の高校に留学、亮くんはWスクール先だった学校1本で頑張ることになった。この事は2人から残りの4人へは事後報告で伝えられた。

 

元々9人だった特進クラスは半分以下の4人になってしまった。

先生達は、特進クラスの廃止を考えた。校外からの評判も落ち続け、「特進クラスとかいう落ちこぼれの集まりwwww」と書き込まれたりした。

4人もそれぞれの思いがあったが、沢山話し合った結果、今まで頑張ってきた特進クラスをなくしたくないという結論を出して、必死に先生達を説得した。

 

何か出来ることはないかと考えた結果、クラスでもあまり目立たない存在だった成亮くんは、その隠し持っていた文才を活かして作文を書き、コンクールで入賞。喜多川学園の進学校以外の魅力を校外に伝える事に一役買った。

慶一郎くんは放送部員として高校放送コンテストに出場したり、祐也くんも今までもその突拍子のなさはあったが、更にあっとみんなを驚かせるようなアイデアを次々出すパフォーマーのような存在になっていった。

貴久くんは、高校の模範になるような生徒で、皆勤賞を守り続けていたし、毎回の授業を真摯に聞いていて成績も着実に伸ばし続けていた。

 

そんな4人の頑張りを見た先生は特進クラス継続と判断を下した。この時既に高校2年生2学期が終わる頃であった。

 

その後の4人の頑張りはとてつもないものであった。勉強も校内外の活動も地道にコツコツと、今までの喜多川学園高校の規定概念を壊す様なアイデアも取り入れて破竹の勢いで突き進んだ。

 

ただやはり伝統ある高校の為、壊せない物もあった。祐也くんはサッカー部だけでなく軽音部でも活躍したい!と言い出したが、そもそも兼部は喜多川学園高校では許されておらず、ましてや特進クラスの生徒が兼部することは不可能に近いと先生に言われてしまった。じゃあゲーム部を創設する!と言い出したが、兼部は上記の通り無理だし1から設備を整える事は難しいと断られてしまった。

結局祐也くんは校外のフットサル同好会や軽音同好会、ゲーム同好会に参加する事にした。

 

そんなこんなで、最初はもうこの学年には期待しないでおこうと考えていた先生方からの信頼も、何回目だよという感じだが、徐々に取り戻し、校外の特進クラスのファンも増えた。校外からの評判の上がり方がとても凄いことがこの学年の特徴と言えただろう。

 

そんな特進クラスに危機が訪れる。

時は高校3年生の夏休み、帝都大学合格に向けて先生達の指導も熱を帯び始めた頃、慶一郎くんの校則違反が見つかった。その現場には成亮くんもいたけれど止めることが出来なかった。

慶一郎くんは暫くの停学、成亮くんには厳重注意が言い渡された。

そして、他の生徒にも校則違反がなかったか調査が行われ、祐也くんの男女交際に関する良くない噂がでてきた。男女交際について特に校則で決まっている訳では無いが、その交際の仕方は社会的にどうなのか、という付き合い方であった事も事実である。しかし証拠が不十分だったり、そもそも罰するとしても何を基準に罰するべきか決まらず、この件は幻として葬られた。

停学の期間がちょうど夏の1番大きな峠であった全国模試に被るか危惧されたけれど、その前に停学は解かれ、4人揃って試験に挑むことが出来、喜多川学園高校過去最高の成績を叩き出した。

 

そして夏休みが開け、祐也くんは地元の友達や同好会で知り合った友達と仲が良く、今まで自分の学校の後輩指導なんてしなかったのに特進クラスの下の学年と交流するようになった。

一方で、今まで帝都大学1本で考えていた進路に迷いを感じ始める。同好会には先輩も多くいて、日本一の大学を目指すだけで自分のしたい勉強ができるのか疑問に思い始めた。

 

しかし、授業での試験の演習はどんどん積み重なっていき、4人の模試の成績も徐々に上がっていって、あとはセンター試験帝都大学入学試験を残すのみ!となった。

 

祐也くんはクラスメイトや学校に内緒で社会学も学びつつゲームの知識も学べる専門学校にも願書を送っており合格した。

 

彼は1月5日の正月明けに、学校に対して帝都大学ではなく専門学校に行きたいという意志を伝えた。学校はその旨を了解したが、普通科の生徒も受験シーズン真っ只中の中、その場で今後について話し合う事は出来ず、

祐也くん自身もそれまで帝都大受験に向けて頑張ってきたので試験は最後まで受けると約束した。

 

そしてセンター試験で全員がほぼ満点の成績を取ってきた次の日、クラスメイト3人に帝都大学に進学するのでなく専門学校に行きたいということを伝えた。彼らは「夢を止めるような事は言えないけれど、4人であの帝都大学に行きたいと思っている。試験が終わったらまた話そう。」と言った。

 

あとは一般試験だけ、という月の頭、世界的に疫病が流行り、試験どころか全ての社会がストップしてしまった。試験、そして学校はいつ再開するか分からなかった。高校も卒業見込みのままで止まってしまった。

 

祐也くんは焦っていた。もう入学が決まっている専門学校の授業料や離れた場所にある学校に通うための一人暮らしの準備、留学、ヒッチハイクインターン、はたまた起業など、これからの学生時代にやりたい事が沢山ありすぎて、立ち止まっていることが出来なかった。

 

そして世間では外出禁止令が出ているのに新しい家具を買い揃えに行ったり、今後したい事をするのに協力してくれる大人達と会食に行ってしまった。

それはネットショッピングやオンライン会議でよかったのではないか、と考えた喜多川学園高校は、高校自体も止まっている状況であったが、祐也くんに停学という処分を下した。

そして親と高校で話したいと伝えた。

祐也くんはこの処分を受けて、別に高校を卒業しなくても専門学校には行けるので退学しようと考えた。

結果親と高校とが話し合った結果、卒業証書は貰えることになったが、本来特進クラス卒業者は成績優秀者として表彰されるがその後喜多川学園高校で彼の名前が上げられることはなかった。

 

3人のクラスメイトはその後疫病が収まった後に帝都大学を科目数削減という中で受験し合格した。しかし特進クラス全員で帝都大学に通うという目標で3年間頑張ってきた3人にとってまたしても信頼を失う結果となってしまい、また喜多川学園高校特進クラス出身という経歴への周りからのバッシングも酷いものであった。しかし3人は今日も帝都大学で周りを驚かせるような論文を発表すべく日夜研究に励んでいるのである。

 

この、卒業間際のスキャンダルで校外のファンだった人含めたくさんの人がその噂を聞き付けて心配した。今後の特進クラスの行く末を揶揄する人達や、祐也くんのポテンシャルで、専門学校でも新しいイノベーションを生み出すだろうと期待する人達、様々な人がいた。

しかし一つだけ皆がそれを聞いてそれはあまりよろしくない考えではないかと思った事があって、それは祐也くんが会食の中で、なんで〇〇は男なのに看護学部なんて目指してるんだwwだとか、女子なのに理学部なんだwwとかそんな風にジェンダー論に対して時代と逆行する考えを抱いていたのである。

 

様々な意見が出たが、もう特進クラス4人は卒業して自分達の道を歩み始めたのである。

これまでに起きてしまった事は周りにどう言われようがもう変わらない。

今後、単独別の道を進むことになった祐也くんを応援しても、帝都大学に進んだ3人を応援しても、特進クラス4人のファンで居続けても、それは個人の自由で誰にも侵害されるべきでは無い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふざけたパロディを作り上げてしまいました。

帝一の國的な、ある程度学歴至上主義で、それが本人たちにとっても幸せであるパラレルワールドだと思っていただければ。もしも何か人を傷つける表現があったらごめんなさい。あくまでパロディなので許してください。あと一応ちゃんと1個1個実際に起きた事を反映させたつもりだから、ここのパロは何を表してるのか知りたいというのがあればこっそりご連絡ください。

 

 

 

私のスタンス、意見は最後の一文です。結局ファンは"趣味"として彼らを応援している訳だから彼らの人生や、同じファンの仲間の人生を妨げることは許されるべきでないと思います。

 

しかし、彼らは特進クラスで学費免除で勉学をさせてもらっていた身でした。もちろん本人の努力で得たものも沢山あるけれど、多くの人の金銭的、献身的なサポートのおかげで学校生活、つまり芸能生活が送れたことも忘れないで欲しい。

 

 

今はいきなりこのコロナ禍で突き放されてしまった驚きと寂しさ、そして今までたくさんの青春をありがとうという感謝の気持ちが割合を変えながらグルグルしています。

 

私は今後誰をどのくらい応援できるか、正直3人での活動と手越くんの活動の方向性を直接見ないと判断できないなと思っています。

でも、基本担降りはしないをモットーにジャニヲタしてるから、ずっと加藤さんのアイドルしてる所とか考えとか好きなんだと思います。

 

最後に、

色んな人の意見を見て、NEWSファンであるみんなが必ず口を揃えて言っていてすごいなと思ったけれど、

私もこの言葉を送ります。

 

 

 

 

4人全員、絶対幸せになれよ!!!!!!

 

 

 

 

 

2020.06.25

 

 

 

 

【追記】

なんで学パロにしたか2点ほど書き足します。自分語りが多くなるので(笑)嫌な人は飛ばしてください。

 

1つ目の理由は、私もあの会見を見ただけじゃ全部理解しきれなくて、何か身近な物に落とし込んだら理解できるかなと思って、通ってきた人が多いであろう受験戦争に例えました。

 

2つ目はそう考えた時に、今の手越くんの状況は、おこがましい言い方になってしまうけれど、約3年前の自分の状況に似てるなと思ったから。

私自身、センター試験でしくじって、第1志望の大学には届かず、第2志望の公立大学を受験するか、それより前に受験していた私立大学に進学するか悩んでました。

私立大学に進むメリットは、合格を貰っていたからもう勉強しなくていいし、学校の知名度も規模も大きくて所謂キャンパスライフが送れるという事。デメリットは交通面とか金銭面とか。

公立大学のメリットは交通面と、やはり今まで国公立大学進学に向けて複数教科勉強してきたのに数科目で大丈夫だったり内部進学も多い私立大学に進みたくないというプライド(笑)

デメリットは規模が小さくて田舎にあるから行動範囲も他の大学に行くより狭まるなという所でした。

あとは浪人してもう1回第1志望を目指すという選択肢もあったと思う。

 

これを手越くんに落とし込むと、第1志望はきっとジャニーズ事務所に所属していながら彼がやりたいと語っていた事(フェスとか制限の少ないSNSとか色んなパーティー・イベントとか)が全て実現することだと思う。前文だと帝都大学合格ね。個人的には、NEWSって結構新しい道を切り開いていったグループだと思っていて、プレゼンの仕方や話し合い次第では彼のやりたかった事もいくつかはかなっていたのではないかなと思う。なのでパロの中では合格圏内という書き方をしました。合格圏内だけど落ちてしまう子は沢山いるのでこの書き方です。

 

で、第2志望はSTORYを完遂してから退所する道かなと思います。センターまでの努力=アルバム制作とリハーサルだと思う。もうほぼ完成してあとはやるだけ、つまり一般試験を受けるだけ、という所だった。けれどこの道を選ぶと勉強しなきゃいけない拘束時間は私立に進む道より延びるし、今回の場合、一般試験がコロナのせいでいつあるか分からないっていう状況だと思う。彼は元の予定通りのスケジュールならここを望んでいただろう。

 

そして、この6月19日で辞めてフリーランスになるという道が、私に例えると私立大学進学だったんだと思う。その道は決して誤ってない。どちらも大学だから(芸能活動だから)同じことが出来る。むしろ規模や自由度は大きいから、やりたい事は自分の努力次第で出来るのだと思う。

でも、彼がOPENRECの配信でNEWSに対しての未練と受け取れる話をしているのを聞いて、この人はこのタイミングではこの道を選びたくなかったのかなと思った。でも、いつ再開するか分からない状況で早く決めたくてこの道を選んだ。

 

私の話を最後に少しすると、私は第2志望の公立大学に合格し進学しました。

さっきデメリットにもあげた通り、この在学期間、私立大学の子に比べるとパーッと飲み会したり放課後買い物に行ったりという楽しみ方はあまり出来なかった。してる子も何人かはいたけど、環境的に厳しいからそうしたい子はする為に頑張らなきゃなという感じ。私はヲタクの集まりに後半全振りして無理やり叶えた。笑

もうすぐ卒業だけれど、この進路が良かったのかは分からない。でも他の進路を選んでいないから、他の方が良かったとも言いきれない。

入学してすぐはずーっと私立に行けばよかったかな…浪人しとけばよかったかな…って考えてたから、今、手越くんもNEWSファンのみんなもその状況なのかな、と思いました。

でも自分で決めたことだから、「浪人すればよかったのに!」「私立の方が絶対良かったよ!」「公立に進んで正解!」どの言葉もうるせぇ!って感じるんですよね。(実体験)

だから、〇〇すればよかったのにって事を言い出しづらくて、言ってる人に対してモヤモヤして不穏な空気がずーっと漂ってるんだと思う。

だから私は自衛が大事だと思います。今はどうしてもこの話題があがりがちだけど、毎回いちいち言う人を遠ざけたり自分から話題にあげるのを控えてみたり、自分で自分を傷つけないためにできることは沢山ある。SNS上だし。

で、防衛された方が逆ギレしたりそれで喧嘩になったりも辞めたい、、ところだけれどここが上手くいかないんだと思う。

正直経験上こういう人は関わらないのが1番だと思うんだけど、、笑

信頼できる人ってその人以外にもいると思います。ジャニヲタじゃなくても普段の友人とか家族とか。そういう人に吐き出す事で悩んでる事が小さい物に見えてきたりするから、SNSから距離を取るっていうのも自衛のひとつだと思います。

今はまだ道が別れてすぐだから、彼みたいに焦らず(笑)、自分の応援スタイルを見つけていくのが1番だと思う!というのが私のスタンスであり、伝えたかったことです‪‪☺︎‬